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自主保育  協育NPO母里ん子

自主保育 協育NPO母里ん子

母里ん子の仲間と環境

☆見て見ぬふり!?☆
  
母里んこでは、子ども達を徹底的に信じ見守ります。ママがひたすら子ども達を観
察することにより、彼らの真実をキャッチして、「母親学」とも言える多くのことを
学びとっていきます。
 ささいなケンカや物の取り合いも、おうちでは不可能な「社会的学習」です。子ど
も同士で問題を解決するチャンスでもあります。ママ達はすぐに口出しせず「(さり
げなく)見て、見ぬふり」をします。 ただし、危険なことやケガをさせそうな場合な
どは、その場ですぐ注意します。
困っている子どもに気付いても、すぐにママ達が「助け舟」を出さないことがあ
ります。例えば、お友達のおやつを分けて欲しいのに「ちょうだい」が言えないでモ
ジモジしている子がいます。こんな場合、「○○ちゃんにも分けてあげなよ」などと
大人がすぐにお節介をやかず、その子が自分で「ちょうだい」と言えるようコッソリ
応援します。自分で考え主張し、問題解決できる力を高めるためです。
 また、子ども達の選んだ「遊び」も尊重する考えから、水びたし、泥まみれ、虫だ
らけになっても、見て見ぬふり!?「汚れるから止めなさい」なんて口出ししません。
子ども自らの気持ちや言動を大切にして自主性、自発性を育てたい!というのが、母
里んこママのモットーなのです。
 自由に伸び伸びと創造的に遊ぶ様子を、いつも私達は大いに喜び楽しく見守ってい
ます。

☆幼育研究者・西川とし子先生のアドバイス☆

 母里んこは、'93年より幼育研究者の西川とし子先生のアドバイスを受けながら活
動しています。
 1ヶ月に2~3回活動にお招きし、子ども達の様子を見ていただきながらご指導い
ただいています(マザータイム)。育児や母業についてのアドバイス、個別の幼育相談
を無料で受けることができ、メンバーにとって大きな心の支えになっています。子ど
も達も、いつも自分達を励まし元気づけてくださる先生の見える日を心待ちにしてい
ます。
 
   ~~西川とし子(にしかわ・としこ)先生のプロフィール~~
     二児の母。幼稚園教諭や音楽教育、塾の指導をへてモンテッソーリ、シュ
     タイナー、色彩、玩具等の
     研究後、 91年より幼育研究者として育業、遊びや玩具、絵本の指導、セ
     ミナー。93年より「母里んこ」のグループ指導。
     96年、独自の育児論をつづった著書「マザールーム」「幼育マニュアル」
     を出版。

☆熱心に学ぶママたちと「マザーレッスン」☆  

 母業に真剣に取り組み、学ぶママ仲間が集まっています。育児書を貸し合ったり情
報交換をし
   ながらお互い励まし合って育児を楽しんでいます。
 とりわけ西川先生による母業講座「マザーレッスン」(全12回)は、母里んこの
子育ての基礎が理解できる上、育児について広範に学べるため、大半のメンバーが受
講しています。大変勉強になりますので、新メンバーの皆さんにも是非受講をお薦め
します。
 マザーレッスンの全課程受講者は、カリキュラムやムーブメントについての理解を
深め、それらを指揮するリーダー(当番制)として活躍しています。


☆ベストトイとの出会い☆
 
おもちゃの名品「ベストトイ」。快い音をたて、手触りがよく、子どものための芸
術品ともいえるほど、その色彩やシェイプは美しく、シンプルで飽きがきません。繰
り返し遊ぶほどに、感性を豊かにし認識力を高めます。しかし残念なことに、なかに
は生産が中止され入手困難になったものも少なくありません。
 母里んこでは、長年の学習と経験をもとに、そのような良質なトイを求め、共同購
入などをしています。また、一過性的な高価なトイは、会費で購入し、共同トイとし
て貸し出します。
 
☆群れ遊びと家庭内育児☆
  
 1週間に3日の活動日の群れ遊びが「動」の日です。
活動のない日は、家庭内育児のための「静」の日です。家庭でゆったり脳を休めなが
ら、リラックスしてマイペースに遊んだり、家事やしつけにじっくり取り組みます。
 動の日、静の日のメリハリのある生活リズムが作れ、母子ともに毎日が充実してき
ます!

☆NPO法人として☆ 
 
 特定非営利活動法人「協育NPO母里ん子」として、マザーレッスンをはじめとする母業講座や育児セミ
ナーの支援などを通じて、会員はもちろん、広く一般の方々にも、ベストトイや母業
に関する様々な情報を提供させていただいています。
 また年長児さん向けに、学ぶ楽しさを知ってもらうことや、基礎学力と学習能力UP
を目的とした「知郁遊び 」を週1回開講し、ご好評いただいています。
 次世代を担う子ども達の未来を展望しながら、多くの方々と学び合い成長するNPO法人
として、今後も努力してゆきたいと考えています。





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